人と車用に架けられた市ヶ谷橋の横に、もう一つ橋があります。
市ヶ谷に縁がなかった頃は、電車から見える2色の橋の印象が強くて、これが歩行者用の橋だと思い込んでいました。
アーチ窓みたいな形の連続模様など、結構凝っています。
あの釣り堀から、駅にいる人のスカートの中が見えるという都市伝説(普通に考えて無理だと思うけどー)
さておき、ツートンカラーの橋は水道管のためのもの、つまり水管橋です。
むき出しの水道管が川を渡っているところもありますが、ここはお濠の景観に配慮されたよう。
管は斜めになっていて、水は低い方から高いほうに送られているそうです。文明人はポンプってやつを使ってるんですね。
1930年(昭和5年)に出来たらしい。
ふだん何気なく見ているものも、調べてみると友達になったような気がしてきます。