毎日探検、雲の上はいつも晴れ

日常の断片を気ままに綴りますので俺について来い! 来なくても、いいよ。好きなものごと・・・銭湯、温泉、びんぼう旅、年月を経たモノたち、建物や町並観察、鉄道、手書き文字、植物全般、エイ、ウミウシ、まりも、昭和な暮らし、3日でこわれるDIY、気が向けば弾き語り、アイラブハリネズミ。

見覚えのある子供たちに再会

一定以上の年代の方なら必ずと言ってもよいほど見覚えがあるであろう、あの顔。

 

日比谷図書文化館にて、原画展を見てきました。

 

1950年代から1970年代にかけて表紙を描かれた画家の玉井力三さん。

 

原画と、それを用いた表紙が並べられていて納得。

 

10月はやっぱりスポーツ

 

毎年3月号は、次の学年の本を手にして、「もうすぐ〇年生」とコピーが入るのがお決まりです。

表紙に描かれた子供は決まって朗らかで、聡明そうで、いわば人気者の学級委員タイプ。

私は子供心に「これは自分じゃない」と思っていました。

 

やつらは羨望の的となるようなアイテムを手にしていたり、

自分は体験できないようないいことをしていたりして、

小憎たらしくもありました。

 

付録の数々

太陽の塔の模型、着せかえ、オール紙なのが好い。

 

ソノシート

 

イラストはのちに子供モデルに代わり、さらにはピカチュウなどのキャラクターへと変わっていきました。味気ないねぇ・・・

学年誌」というもの自体、日本固有というか、あまり例のないものだそう。

 

そう、就学前の「めばえ」もありましたね。

庶民の子供たちのための月刊誌、このようなものに手を掛ける時代はとうの昔に終わったのだと、しみじみ感じながら見ました。でも楽しかった。