毎日探検、雲の上はいつも晴れ

日常の断片を気ままに綴りますので俺について来い! 来なくても、いいよ。好きなものごと・・・銭湯、温泉、びんぼう旅、年月を経たモノたち、建物や町並観察、鉄道、手書き文字、植物全般、エイ、ウミウシ、まりも、昭和な暮らし、3日でこわれるDIY、気が向けば弾き語り、アイラブハリネズミ。

三分一湧水

さんぶいちゆうすい、と読みます。

 

八ヶ岳南麓、一日8500トンという豊富な湧水量。

 

むかし水利について争いがあり、水源の近くに枡を作って三地域に分けることにしたのが名前の由来です。

山崩れで流されるたびに修復し、この姿は昭和19年の完成形。

 

三角形の石がミソで、あのカタチと据え付け場所によって水が三方向に均等に配分されるのだとか。

いつの時代にも、頭の良い人と、その知恵をのほほんと享受する人がいるものだと、しみじみ思います。

水温は年間を通じて10度前後。手を浸していられない冷たさです。

その手を首に当てると、キリッと頭が引き締まるようでした。頭が良くなるわけではないみたいです。