ブログのカテゴリーに「てんぷら」を追加してもよいほど天ぷらが好きでよくいただくのですが、またとない贅沢をしたので見せびらかそうと思います蒙御免っ。
お食事の約束をしたタイミングで、山の上ホテルが来年2月から休館に入るというニュースが耳に入り、建物も見たいのでいっちょ奮発するかという運びに。
絶妙な目隠しガラス、あれは話し相手もして下さった天ぷら職人さん。
普段の外食とはケタ違いの膳。大根おろしが美しい。
しかしこの日は私も気取って、置かれていく天ぷらを次々撮るようなことはいたしません笑
お食事が三分の二ほど進んだところで気になったこれ。
山の上に来たらこれ、とおっしゃる方もいる名品、まるじゅう。
今からだとどうでしょうかとお尋ねしたところ、お客様のお時間がよろしければとの言葉をいただき、実際は50分ぐらいかなと。
子供の頭ほどもあるシルクスイートを剥き、その後に皮を剥いたのと同じぐらいの厚みでもう一周剥いてから円柱状に。低温で揚げ続けます。
これは終盤、かなり小さくなりました。
「カメラの用意はいいですか?」とほほ笑まれ、
箸で開けるとものすごい湯気が上がるとのこと。
湯気、写ってなかったけど。
こう見えて、たいそうなボリューム。
お塩とブランデーでいただきます。
外側が1mmぐらいカリカリで焼き菓子のよう。甘さが凝縮され、ブランデーの香りで洋菓子感あり。
もしかしたら二度とできない贅沢かも。
誰か!!(他力本願)