埼玉の吹上ではなく名古屋の吹上でもなく、北品川にある銭湯、吹上湯。
地味な外観は閉まっているのかと思ったほど。
でも、中は私には見どころ満載でした。
シャワーの出がイマイチであちこち試していたら、湯船に浸かっているおばあさんが「こっちは高くてあっちは低いから、低いほうに行くと水が多い」と教えて下さり・・・えっ ナナメってるわけ?笑 しかしその通りでした。
床はレトロタイルのスタンダードで角が丸い台形と楕円がランダムに敷き詰められたやつ。豆キューブタイルによる壁画、ガラスブロック、自分の好物だらけ。
品川浴場組合HPに写真がありました ↓
他に、うろ覚えですが「医療的入浴用赤外線」みたいな言葉の説明プレートがありました。浴槽の壁面から赤い光が出ているのですが、噴水に色付けするライトと同じものに見えてしまいププッ。説明によると、赤外線が骨まで浸透して美容と疲労回復に効果があるとのこと。「野球、ボーリング其の他スポーツ」というくだりに時代が読み取れ、すべてやさしい気持ちで容認。
脱衣所の赤ちゃん台は、赤ちゃんが6人も並べる仕切り付き。
「かきかた」のお手本のように美しい字で「小さいお子様のトイレはさきにおすませください」とあるなど、何かと気に入りました。
入ってよかった。