毎日探検、雲の上はいつも晴れ

日常の断片を気ままに綴りますので俺について来い! 来なくても、いいよ。好きなものごと・・・銭湯、温泉、びんぼう旅、年月を経たモノたち、建物や町並観察、鉄道、手書き文字、植物全般、エイ、ウミウシ、まりも、昭和な暮らし、3日でこわれるDIY、気が向けば弾き語り、アイラブハリネズミ。

吹上湯さん

埼玉の吹上ではなく名古屋の吹上でもなく、北品川にある銭湯、吹上湯。

地味な外観は閉まっているのかと思ったほど。

でも、中は私には見どころ満載でした。

 

シャワーの出がイマイチであちこち試していたら、湯船に浸かっているおばあさんが「こっちは高くてあっちは低いから、低いほうに行くと水が多い」と教えて下さり・・・えっ ナナメってるわけ?笑  しかしその通りでした。

床はレトロタイルのスタンダードで角が丸い台形と楕円がランダムに敷き詰められたやつ。豆キューブタイルによる壁画、ガラスブロック、自分の好物だらけ。

品川浴場組合HPに写真がありました ↓

他に、うろ覚えですが「医療的入浴用赤外線」みたいな言葉の説明プレートがありました。浴槽の壁面から赤い光が出ているのですが、噴水に色付けするライトと同じものに見えてしまいププッ。説明によると、赤外線が骨まで浸透して美容と疲労回復に効果があるとのこと。「野球、ボーリング其の他スポーツ」というくだりに時代が読み取れ、すべてやさしい気持ちで容認。

脱衣所の赤ちゃん台は、赤ちゃんが6人も並べる仕切り付き。

「かきかた」のお手本のように美しい字で「小さいお子様のトイレはさきにおすませください」とあるなど、何かと気に入りました。

入ってよかった。