毎日探検、雲の上はいつも晴れ

日常の断片を気ままに綴りますので俺について来い! 来なくても、いいよ。好きなものごと・・・銭湯、温泉、びんぼう旅、年月を経たモノたち、建物や町並観察、鉄道、手書き文字、植物全般、エイ、ウミウシ、まりも、昭和な暮らし、3日でこわれるDIY、気が向けば弾き語り、アイラブハリネズミ。

路花さん

振り返ってみれば下之一色散策のメインの出来事だった喫茶店

最初は文字に目が留まりました。

お店は二階、あれですね。

いい感じか、もしかしたらちょっとした不快な目に遭うか、紙一重の雰囲気。

 

階段昇降の補助器具、中の見えないスナックみたいな扉・・・

それでもひるまずに入りました。

 

煙草のにおいがしましたが(レトロ喫茶あるある)、突き放されるような空気感はありませんでした。


懐かしいゲーム機のテーブル

カウンターの外側に付けられた棚

そう、緑色なのは装飾テントのせい

私たちのミルクセーキとクリーム(アイスクリームとは書いていなかった)も緑に染まります。

ううっ トマト! 

トマトは嫌いじゃないけど、相場はシロップ浸けのチェリーでしょ。
クリームをオーダーするお客など滅多におらず、仕入れていなかったのかもしれません。常連さんらしき方々は全員おじいさんでした。

 

コーヒーを頼んだわけでもないのにお煎餅とウェハースをいただき、さらに昆布茶。

昔は、長居した時の「そろそろ帰れ」という合図に出されたものですが、決してそんなムードではなく好意的でした。

 

個々はステキだけど統一感ゼロのインテリア、テレビは高校野球

マスターは80歳の手前で、23歳の時にお店を始めたと話して下さいました。このビルのオーナーでもあるそうで、昔の人は若い頃からしっかりしていたのだと感じます。

あらためて全景

次はタクちゃんラーメンにチャレンジ?

一階の洋品店前に商店街の大漁旗がありました。

漁港が賑わっていた頃のものでしょう。

次にラーメンを食べに行くのがいつになるかわからないけれど、マスター、お元気で。