振り返ってみれば下之一色散策のメインの出来事だった喫茶店。
最初は文字に目が留まりました。
お店は二階、あれですね。
いい感じか、もしかしたらちょっとした不快な目に遭うか、紙一重の雰囲気。
階段昇降の補助器具、中の見えないスナックみたいな扉・・・
それでもひるまずに入りました。
煙草のにおいがしましたが(レトロ喫茶あるある)、突き放されるような空気感はありませんでした。
懐かしいゲーム機のテーブル
カウンターの外側に付けられた棚
そう、緑色なのは装飾テントのせい
私たちのミルクセーキとクリーム(アイスクリームとは書いていなかった)も緑に染まります。
ううっ トマト!
トマトは嫌いじゃないけど、相場はシロップ浸けのチェリーでしょ。
クリームをオーダーするお客など滅多におらず、仕入れていなかったのかもしれません。常連さんらしき方々は全員おじいさんでした。
コーヒーを頼んだわけでもないのにお煎餅とウェハースをいただき、さらに昆布茶。
昔は、長居した時の「そろそろ帰れ」という合図に出されたものですが、決してそんなムードではなく好意的でした。
個々はステキだけど統一感ゼロのインテリア、テレビは高校野球。
マスターは80歳の手前で、23歳の時にお店を始めたと話して下さいました。このビルのオーナーでもあるそうで、昔の人は若い頃からしっかりしていたのだと感じます。
あらためて全景
次はタクちゃんラーメンにチャレンジ?
漁港が賑わっていた頃のものでしょう。
次にラーメンを食べに行くのがいつになるかわからないけれど、マスター、お元気で。