神岡町といえばカミオカンデ、そしてスーパーカミオカンデ。
小柴昌俊博士と梶田隆章博士が相次いでノーベル物理学賞を受賞された、ニュートリノ観測施設です。
道の駅も「宙(スカイ)ドーム神岡」といい、入場フリーの「ひだ宇宙科学館カミオカラボ」がありました。
光電子倍増管、きれい。
本物のスーパーカミオカンデは非公開ですが、こんな風なのですね。
余談ですが、私の母は小柴先生がノーベル賞を受賞するより前にカミオカンデ見学バスツアーというのを目ざとく見つけて参加し、全身防塵服を着て入り込んでカミオカンデ内で作ったという味噌を買ってきて味噌汁を作っていました。カミオカンデについては何のことやらわからないまま、感想は「寒かった」の一言。
そんな母を持つ私も、説明を読めど眺めど「ふーん(わからん)」。
母のエピソードのおかげで、梶田先生より小柴先生に親近感。
建設地に神岡が選ばれた理由には、地盤が堅いことと、鉱物の採掘のため既に優れた掘削技術があったことが挙げられていました。(神岡じゃなかったら名称は何ンデだっただろ? 厳島ならイツクシンデ、阿蘇ならアソンデ!)
今や一部がガッタンゴーという神岡線は、神岡鉱山からの亜鉛鉱石輸送が主目的だったのです。
入口だけ残されている神岡鉱山前駅
標柱本体のグリーンは掘削機の色だそうで、酔狂ですねー(好きだわ~)
窓に残る吉報
次は、静かな神岡散策レポへと続きます。