毎日探検、雲の上はいつも晴れ

日常の断片を気ままに綴りますので俺について来い! 来なくても、いいよ。好きなものごと・・・銭湯、温泉、びんぼう旅、年月を経たモノたち、建物や町並観察、鉄道、手書き文字、植物全般、エイ、ウミウシ、まりも、昭和な暮らし、3日でこわれるDIY、気が向けば弾き語り、アイラブハリネズミ。

銭湯考2023初秋

江古田の富士塚のあと、銭湯に寄りました。

ここは「地球を感じるジオ銭湯」とのことで、内装に木が多く使われていました。浴室はブラウン基調、浴槽内は落ち着いたブルー。どちらも1色ではないタイルが貼られ、目にも優しい自然な雰囲気を醸し出していました。

 

私は古いままの銭湯が好きで、ちっとも最近の知識が追い付いていないのですが、フロ友の話から、温浴施設設計を専門に手掛ける今井健太郎さんという方がいらっしゃると知りました。調べてみたらここもその方。(どおりで共通する雰囲気のリニューアル銭湯がちょこちょこあります。)炭酸泉もあり、人気の湯。オーバーヘッドシャワーもあって、もちろん私にも快適でした。(けど、こういう銭湯に集まる人たちの一部ってば、マナーのレベルが微妙に違うのよねー。)

 

実は、かなり昔、リニューアル前のこの銭湯に来たことがありました。

東京の銭湯は、内装や設備にバッチリ投資する快適追及タイプと、唐破風屋根など重厚な建物を大事に使う文化保存タイプが生き残っていく気配です。他に、上階を共同住宅にして家賃収入で経営を支えるビル銭湯も安泰と言えるのかもしれません。

 

長い年月人と共に在ったものをいとしく思い、消え入りそうなものが気になってならない。

初めての銭湯に行くたびにそれとなく記録を残していますが、「まっいいか」でブログに書かないことがほとんど。もしかしたら、まっいいかレベルのところこそ、書いておくべきかもと思えてきました。(って、ココなんか誰も見てないってばー。)