毎日探検、雲の上はいつも晴れ

日常の断片を気ままに綴りますので俺について来い! 来なくても、いいよ。好きなものごと・・・銭湯、温泉、びんぼう旅、年月を経たモノたち、建物や町並観察、鉄道、手書き文字、植物全般、エイ、ウミウシ、まりも、昭和な暮らし、3日でこわれるDIY、気が向けば弾き語り、アイラブハリネズミ。

大正末期から続く桜湯さん

銭湯の記事が連続してしまいますが、実は少々慌てた気分によるもの。

桜湯さんを訪れたのは8月末で、自分のドタバタによりブログを書きそびれていたのですが、桜湯さんがあるのは大雨で広く冠水した千葉県茂原市なのです。大丈夫かな・・・ただ一度のご縁ですが、祈るような気持ちです。

 

「桜」の字が時代を感じさせます。

おかみさんのお話では、よくわからないけれど大正末期にはこの銭湯があったそう。

 

許可をいただいて写真を撮らせていただきました。

ペンキ絵は丸山清人さん画。

浴槽の仕切りの上に「湯もみ棒」が置いてありました。(もちろんやってみた。)

タイルの可愛さには抜きんでたものを感じます。

 

広告入りミラー健在

 

真ん中に低い塀とカランがある造りはたびたび見かけますが、これは最小単位? 珍しい小ささ。

 

籐カゴとタイル

ロッカーはなく、防犯は番台任せ。

いえ、信頼関係のある方々だけの湯かもしれませんね。

 

ペンキを塗り重ねてきれいに保たれている様子を見て、ずっと続いてほしいと思いました。無事を祈るばかりです。