銭湯の記事が連続してしまいますが、実は少々慌てた気分によるもの。
桜湯さんを訪れたのは8月末で、自分のドタバタによりブログを書きそびれていたのですが、桜湯さんがあるのは大雨で広く冠水した千葉県茂原市なのです。大丈夫かな・・・ただ一度のご縁ですが、祈るような気持ちです。
「桜」の字が時代を感じさせます。
おかみさんのお話では、よくわからないけれど大正末期にはこの銭湯があったそう。
許可をいただいて写真を撮らせていただきました。
ペンキ絵は丸山清人さん画。
浴槽の仕切りの上に「湯もみ棒」が置いてありました。(もちろんやってみた。)
タイルの可愛さには抜きんでたものを感じます。
広告入りミラー健在
真ん中に低い塀とカランがある造りはたびたび見かけますが、これは最小単位? 珍しい小ささ。
籐カゴとタイル
ロッカーはなく、防犯は番台任せ。
いえ、信頼関係のある方々だけの湯かもしれませんね。
ペンキを塗り重ねてきれいに保たれている様子を見て、ずっと続いてほしいと思いました。無事を祈るばかりです。