毎日探検、雲の上はいつも晴れ

日常の断片を気ままに綴りますので俺について来い! 来なくても、いいよ。好きなものごと・・・銭湯、温泉、びんぼう旅、年月を経たモノたち、建物や町並観察、鉄道、手書き文字、植物全般、エイ、ウミウシ、まりも、昭和な暮らし、3日でこわれるDIY、気が向けば弾き語り、アイラブハリネズミ。

置き土産

これは美味しそうなシリアルなんかじゃなくて鳥の糞である

 

ヒヨドリさんは私が近くで見ても逃げなくなったばかりか、私がオレンジを出すことが分かったみたいで、遠くからこちらを見ていたり、塀まで来るようになりました。

それでいつも糞を落としていくわけですが、ふと、よそでは何を食べているのだろう? と思ったのです。

 

乾燥したやつをざっと分けてみた

うーん 種では全然わかりません

 

蒔いてみようとも思ったのですが、実がなるような木はきっと大きな木で、仮に発芽しても芽ぐらいでは自分には判別がつかないのではなかろうか。

そんなことを考えつつしばらく放置(そのまま忘れてた)。

そうこうしているうちに、ある日を境にヒヨドリさんはピタリと来なくなりました。

毎朝必ずうちのベランダで大騒ぎして、オレンジを出すとすぐに来たのに、声もせず、姿も見せず、糞もない。

すぐ近くにカラスが巣を作ったせいかも。この時期のカラスは子育てのため警戒心が強く狂暴です。カラスが鳴きながら飛びまわっていた日の後でヒヨドリさんが来なくなったので、引越したのかもしれません。

理由はさておき、僅かながら交流が持てていたような気がするので心に穴があきました。

あいつの置き土産は、本当に置き土産になってしまった。

さて、どうしようかな。

 

追記

その後カラスもいなくなってホッとしました。(カラスにはカラスのかわいさがあるけどね。)自分の気持ちも落ち着きました。