毎日探検、雲の上はいつも晴れ

日常の断片を気ままに綴りますので俺について来い! 来なくても、いいよ。好きなものごと・・・銭湯、温泉、びんぼう旅、年月を経たモノたち、建物や町並観察、鉄道、手書き文字、植物全般、エイ、ウミウシ、まりも、昭和な暮らし、3日でこわれるDIY、気が向けば弾き語り、アイラブハリネズミ。

明礬温泉/楽獄記17

滞在中の鉄輪からバスで少々山を登り、明礬(みょうばん)温泉へ。

鉄輪や別府で湯に浸かりまくっていますがナトリウム泉ばかりなので、硫黄泉が好きな自分は硫化水素臭が恋しくなったのでした。贅沢者め。

待望のあのにおい笑

 

入りたい湯は定休日だったけど周辺散歩

 

藁ぶき屋根の湯の花採取小屋が並びます

 

この地域でもう一つ特徴的なのは、板張り・鎧張りの建物

強い成分の噴気にやられてしまうので、傷んだところだけ交換しやすいようにという工夫です。

 

しかし・・・このような建物が多いと紹介されているエリアへの小道には「用のない人は進入禁止」という立て札が。なので、その道を通らずに横からそそっと近づき、上のひとつだけ撮らせていただきました(地域が発行している観光リーフレットに載っている場所なのに~)。

この地域では共同浴場も部外者シャットアウト。

おそらくオーバーツーリズムが起き、住人たちが固く閉ざしてしまったのでしょう。

小さな温泉宿のほとんどは閉めていて、観光施設と呼ばれるところが一手に観光客を引き受けている様子でした。

その「みょうばん湯の里」

大型バスで来ているC国人の団体があり、ガイドさんが手湯の湯をばっしゃんばっしゃんやって説明したり、花の咲いた木の前を占領して大はしゃぎしたり…この調子で先ほどの住人エリアに繰り出されたら、すべてを閉ざしたくなるのは当然でしょう。

(C国人全体を非難するものではありませんが、少なくともこの日お見かけした団体には質の問題を感じました。)

 

気を取り直して温泉玉子

鉄輪のは中が白いけど、ここのは茶色

あちこちにある噴気孔で蒸してから運んでいます


湯の花採取小屋の内部見学

 

さて温泉へ。

露天も中もいい湯だった。い~お~う~♪

五島出身のおばあさんが国の言葉を隠さずたくさんしゃべってきて、なんだか「美」のようなものを感じました。心身あたたまりますねぇ・・・

 

バス待ちの間、有名な(って書くととりあえず説得力あり)岡本屋の地獄蒸しプリン

んまー。