毎日探検、雲の上はいつも晴れ

日常の断片を気ままに綴りますので俺について来い! 来なくても、いいよ。好きなものごと・・・銭湯、温泉、びんぼう旅、年月を経たモノたち、建物や町並観察、鉄道、手書き文字、植物全般、エイ、ウミウシ、まりも、昭和な暮らし、3日でこわれるDIY、気が向けば弾き語り、アイラブハリネズミ。

大分県

大分駅でクールダウン/楽獄記21(おわり)

三泊四日は居場所に情がわきかける長さだ。 別府よりも空港から遠ざかるけれど、大分駅に降り立ってから一気に空港に向かおうと決めた。鉄道に乗りたかったし。 予想以上に大規模な駅(失礼しました) 壁面になぜか山口晃 「山口晃氏の描かれた絵画を陶版画…

駅前高等温泉/楽獄記20

ここも積極的に行きたかったところの一つ 別府駅から徒歩2分、正真正銘の駅前温泉 大正13年築の洋館という面でも入ってみたかった あつ湯とぬる湯、それぞれ250円 「どのぐらい熱いですか?」と尋ねたら46、7度と言われ、無理だなと思いましたが自分はあつ湯…

別府、断片ズ/楽獄記19 

一生懸命読んでるうちに事故りそう トオメイ、ポトル、ククル 湯けむり展望台へ続く階段 バスからとっさに撮ったY字路物件 阿蘇とマンハッタン(どこが) 1957年完成、別府タワー このあたりの浜はどんなものだろうと思い、航空写真で見て波消しブロックじゃ…

だんご汁/楽獄記18

一つぐらい郷土料理と言われるものをいただいてみよう。 温泉の噴出蒸気を利用した蒸し料理はべつに…って感じだし、とり天はすごく鶏を食べたいわけじゃないし、団子汁あたりかなー。 ばりばり観光ストリートにあって創業75年というお店に入りかけると「今で…

明礬温泉/楽獄記17

滞在中の鉄輪からバスで少々山を登り、明礬(みょうばん)温泉へ。 鉄輪や別府で湯に浸かりまくっていますがナトリウム泉ばかりなので、硫黄泉が好きな自分は硫化水素臭が恋しくなったのでした。贅沢者め。 待望のあのにおい笑 入りたい湯は定休日だったけど…

べっぷ駅市場/楽獄記16

別府駅付近の高架下、べっぷ駅市場。 「市民の台所」と謳われるも、リニューアルのための仮移転が進んでいます。 地元の方に「ここも変わろうとしている」と教えてもらい、ひと目見てきました。 入口にあったあげパン屋さん、トッピングを決めて伝えてからパ…

竹瓦温泉の砂湯と竹瓦小路/楽獄記15

有名どころ、1879年(明治12年)創業の名湯。別府駅から徒歩8分ぐらい。 昭和13年の改築時に竹葺屋根を瓦葺屋根に変えてこの名になったとか。(竹葺きって見てみたいな。) 重厚な唐破風屋根 男湯は塩化物泉、女湯は炭酸水素塩泉、普通入浴は300円です。東京…

地獄めぐり(後半2地獄)/楽獄記14

龍巻地獄 ここは間欠泉です 入口に到着すると「間もなく始まりますから石段の上で観てください」と言われ、自然現象なのにそんなにうまくいくものか?と思いましたが、本当に間もなく大噴出。 上部の屋根のような石がなければ30mも上がるそう 噴気は105℃ え…

地獄めぐり(地獄から地獄へ移動中)/楽獄記13

「地獄めぐり」の地獄は大まかに5ヵ所と2ヵ所に分かれています。 共通券を買った時に「この2つは離れているから車で行ってね」と言われ、「ハーイ(もちろん私は歩きます)」と返事。ざっと2.5km離れていますが(復路もあるので×2)、おまけに寄り道も。 ま…

地獄めぐり(前半5地獄)/楽獄記12

地獄めぐり(別府地獄組合に加盟している7地獄)は、大まかに2つの地域に分かれています。 まずは、比較的鉄輪から近い五つの地獄について、巡った順にサラッと。 鬼石坊主地獄 鉱泥温泉横の「天然記念物坊主地獄」から近く、噴出している熱泥も似た感じ。天…

天然記念物坊主地獄/楽獄記11

鉱泥温泉に隣接する天然記念物坊主地獄 別府には七つの地獄を観て歩く「地獄めぐり」という有名な観光コースがありますが、その他に「地獄組合に加盟していない地獄」もあるのです何だそりゃ。 ここ坊主地獄も加盟外で、地獄めぐり共通券は使えません。運営…

見事な泥湯、鉱泥温泉/楽獄記10

ここも強く入りたいと思っていた湯のひとつ 衛生上の管理(清掃)が大変という理由で、朝8時過ぎから正午までしか開いていません。情報源によって8:00とか8:15からになっていますが、手書きのお知らせであっさり「今日は8時30分から」。 お庭の奥にお風呂が…

レトロ喫茶であずきコーヒー/楽獄記9

ちょっと憂いも感じる別府銀座商店街(すみませんブレてました) 行きたかった喫茶店はその中にありました お客さんが書く自由帳(これって呼び名があるんだっけ?)、たくさんたまってた。各テーブルにこれぐらいずつ。 旅情を乱されたくないので中は見なか…

別府駅/楽獄記8

駅にも堂々温泉マーク 混浴に入りました ここが別府であるということだけがわかる駅名標 あまりそそられないタイプの電車 変なのが来た、と思ったら「或る列車」。(知らないけど方向幕に書いてある) 別府から大分まで乗車した車両 日豊本線。九州で鉄道に…

はる/楽獄記7

ブログに湯気が上がっているので箸休め。 地獄原温泉を「じごくばるおんせん」と読むように、この地方では〇〇原というのをことごとく「~ばる」と読むのでした。 バスに乗っていたら次の停留所が「原」と出たので、原はさすがに「はら」だろうと思いました…

芳香の蒸し湯体験/楽獄記6

強い希望だったことの一つ、「鉄輪むし湯」へ。 石室の中に石菖(せきしょう)という植物の葉を敷きつめ、その上に寝て蒸されるのです。日本人、鎌倉時代からこんなことしてたんだね。 不浄部分を洗い(全身入浴じゃなくて)、浴衣をはおり、石室に続く1メー…

共同浴場 渋の湯/楽獄記5

鉄輪で初めて入った湯は渋の湯でした。 湯気が通過して看板が読めな、、、 二人のおばあさんが出てきたので「いま、中に何人いらっしゃいますか?」とお尋ねしたところ、「誰もいないよ。入っていきなさい。」と言われ、うれしくなりました。 おばあさんは「…

共同浴場 熱の湯温泉、地獄原温泉/楽獄記4

鉄輪の共同浴場について少しずつ触れていきます。 熱の湯温泉 ここは旅行者もフリーで入れます。 共同浴場の中では若干広めで、人の出入りも多く、にぎわっていました。 ここ鉄輪では、地元の方ばかりが入浴している時でも部外者に対するバリアを感じること…

共同浴場 上人湯、谷の湯/楽獄記3

鉄輪にはいくつもの共同浴場があります。 バス停に近い上人湯 ここには入りませんでしたが、入口に神仏をお祀りして賽銭箱に入浴料を入れるところが多いようです。ズルすると神様が見てるぞ、てな心理をついているのでしょうか。 宿から2分の谷の湯 ここは隣…

ハッピーな宿/楽獄記2

ここは鉄輪、とても良い宿に巡りあえました。このアパートの1号室(左のドア)。 抜群の立地、ご対応も親切丁寧 外国人観光客向けの安宿で、畳にお布団の暮らしです 一言で言うとモノがない自分ち、昭和な暮らし 暮らしに必要なものは揃っています 使わなか…

湯気のまち鉄輪/楽獄記1

目的地であり滞在地でもあった別府市鉄輪(かんなわ)。 鉄輪のバス停で降り、脇道に目をやってびっくり。何これ大丈夫なの? でもすぐに慣れました。あまりにもあちこちから出ていましたから。 多くの人はここでアイドルのようにポーズをとって撮ります 蒸…

雲の上は晴れていた

風呂に行って、帰ってきました。 今年からちょっとイイ子めにブログタイトルを「雲の上はいつも晴れ」に変えたのですが、まさにそんな様子。 ウイングレットの色でピーチに乗ったのがバレバレ 大分空港のターンテーブルは寿司が流れてくるんだよ 目的地は別…