毎日探検、雲の上はいつも晴れ

日常の断片を気ままに綴りますので俺について来い! 来なくても、いいよ。好きなものごと・・・銭湯、温泉、びんぼう旅、年月を経たモノたち、建物や町並観察、鉄道、手書き文字、植物全般、エイ、ウミウシ、まりも、昭和な暮らし、3日でこわれるDIY、気が向けば弾き語り、アイラブハリネズミ。

竹瓦温泉の砂湯と竹瓦小路/楽獄記15

有名どころ、1879年(明治12年)創業の名湯。別府駅から徒歩8分ぐらい。

昭和13年の改築時に竹葺屋根を瓦葺屋根に変えてこの名になったとか。(竹葺きって見てみたいな。)

重厚な唐破風屋根

男湯は塩化物泉、女湯は炭酸水素塩泉、普通入浴は300円です。東京で毎日銭湯に行っている身の上としては夢のような料金、泉質、風情。

 

ここならではの砂湯は貸し浴衣付きで1500円、いざ砂蒸し風呂へ。

更衣室で浴衣一枚に着替え、行き着く砂場は一つの空間でした(混浴といえば混浴だ)。

砂場に寝そべると係の人が「かけますよー」と言って、クワを幅広にしたような道具で砂をかけてくれます。

ドサッ、重っ、ウッ、て感じ。

砂は真っ黒で湿り気があり、粒が大きくてパラッとしていました。

容赦なく埋められ、他所で体験した砂浴よりずっと重くて圧迫感あり。首元は慣れた様子で砂の枕を作ってくれました。

アッタカアツイけど苦痛に感じるほどではなく、高い天井を見てボーッと気持ちよく過ごしました。

流して、温泉に入って、すーっきり。

こんなところが近くにあったらなー

 

竹瓦温泉前にある小さな通りは日本最古のアーケードだそう

 

1921年(大正10年)からあります

 

経済産業省、近代化産業遺産のプレート付き

うまく、ヒソッと、残ったらいいな。