「銭湯といえば足立」というフリーペーパーを出しているほど、足立区の銭湯はすごい。その数だけでなく、重厚な造りのまま残っているところが多いのです。
タカラ湯さんは定休日とわかっていましたが、モカさんの近くだったので外観を見物。
「キングオブ縁側」と言われているので、いつか中を見るのが楽しみです。
ペンギン風呂が謎だけど、わざと調べないでおこうかな。
立派な懸魚。光の加減がいまいちだったので、次回しっかり撮りたいと思います。
休業のお知らせ、ご存知ですか?
板に「ぬ」で「ぬいた」、つまり、風呂の栓を抜いた=休み、という頓智です。
ちょっくら裏返すと、
板に「わ」で「わいた」=営業中です。(もちろん「ぬ」に戻しておきました。)
通りすがりにこんなのも見ました。
昨年営業を終えた1945年創業の大黒湯。建物ごとの保存はできなかったのですね。
もう一つ、絵馬屋さんの近くにあった梅の湯さんもやめてしまったようでした。
右上、美しい雨どいが印象的でした。
小径から見えた煙突と入口のタイル。
さて、この日お世話になったのは、もう一つの梅の湯さん。上の梅の湯さんと区別するために、旭町梅の湯と名乗っていた時期もあるみたいです。
唐破風屋根にきなこ色の懸魚が美しい。
入口には九谷焼の絵付けタイル。
私の好きな鯉。お客コイ、という縁起物です。
丸の中には「鈴栄堂(りんえいどう)、九谷」の文字。ご署名は、絵師の石田章仙かと思います。浴室のペンキ絵は中島盛夫さんによるものでした。
いい湯でした!