毎日探検、雲の上はいつも晴れ

日常の断片を気ままに綴りますので俺について来い! 来なくても、いいよ。好きなものごと・・・銭湯、温泉、びんぼう旅、年月を経たモノたち、建物や町並観察、鉄道、手書き文字、植物全般、エイ、ウミウシ、まりも、昭和な暮らし、3日でこわれるDIY、気が向けば弾き語り、アイラブハリネズミ。

見事な泥湯、鉱泥温泉/楽獄記10

ここも強く入りたいと思っていた湯のひとつ

衛生上の管理(清掃)が大変という理由で、朝8時過ぎから正午までしか開いていません。情報源によって8:00とか8:15からになっていますが、手書きのお知らせであっさり「今日は8時30分から」。

 

お庭の奥にお風呂があります

初めての人は説明を聞きました。

効能が強いので小学生以下は入れない、目に入ると危険なので顔に泥を塗らない(別な意味で塗りがちだけどさー)、浴槽の底がすべるので必ず手すりにつかまって入る、などです。

 

かけ湯をしてまず手前の温泉に入ってから、10歩ほど先の泥湯へ移動。どちらも半露天。

泥湯は灰色で見事に不透明です。先に入っている方から「そこに一段、段があります」と教えてもらい、つま先でさぐりながら無事浸かりました。水面から1cm下の手のひらが見えません。

しばらくすると受付の方が来て、「混ぜますねー」と言って湯もみ棒で撹拌しました。

 

写真がなくて残念ですがググればどなたかのが出ると思います。(「保養ランド」の泥湯は別もの。)

鉱泥温泉に隣接する坊主地獄(あとで触れます)のドロドロと似たもののはずなので、自分の写真としてはそれを置いておきますね。

※お風呂はここまでコテコテではありません。

温まったら上がって休憩しますが、その際泥は落とさず、身体に付着させたまま乾かします。自分の身体を伝うグレーの汁。

泥湯は何度か入ってもOKですが、最後は洗い流します。もう一度隣の温泉に入るのも可。

面白い体験、そして全身スベスベ。洗顔用シルトみたいなものだもんね。

 

帰りに、お掃除についてお聞きすると手順を丁寧にお話しして下さり、本当に大変だろうなと思いました。感謝。