鉄輪で初めて入った湯は渋の湯でした。
湯気が通過して看板が読めな、、、
二人のおばあさんが出てきたので「いま、中に何人いらっしゃいますか?」とお尋ねしたところ、「誰もいないよ。入っていきなさい。」と言われ、うれしくなりました。
おばあさんは「ロッカーを使ってね。それがお風呂代になるからね。」とおっしゃいました。地元の方は扉のない箱型のロッカーを使い、観光客は100円の鍵付きロッカーを使うのです。
旅行者は貴重品を携帯していることが多いので鍵があると安心。ロッカー代が入浴料になるのは良いシステムだと思いました。他の共同浴場には鍵付きロッカーはありませんでしたから。(けど、どこの湯も脱衣所と湯船は至近距離にあり、目をやれる状況ではありました。)
私が入った中ではここの浴槽が一番小さめだったかな。定員3人。
緑がかった十和田石がきれい。ほんのり塩味の塩化物泉。
これ、笑っちゃったので撮りました。
先ほどのおばあさん、見事にこの精神だったのですね。一遍上人は鉄輪を湯治場として開いた方。
渋の湯の裏には滝湯の跡が残っています。
滝湯の左右の端には太陽と月
太陽の中には草、月の中には蜂の巣が陣取っていたけど、またいつかここに来れた時にも在ってほしいな。