毎日探検、雲の上はいつも晴れ

日常の断片を気ままに綴りますので俺について来い! 来なくても、いいよ。好きなものごと・・・銭湯、温泉、びんぼう旅、年月を経たモノたち、建物や町並観察、鉄道、手書き文字、植物全般、エイ、ウミウシ、まりも、昭和な暮らし、3日でこわれるDIY、気が向けば弾き語り、アイラブハリネズミ。

至福の15日間

ここしばらくブログの更新が減っていましたが、某SNSには1日1行程度、両国国技館から投稿していました。

湯水のようにお金を使って毎日大相撲を観に行っていると思われたかもしれませんが、私にそんなことができるはずありません。お金をもらいに行っていたのです笑

こんなに好きなら一度向こう側に入っちゃえ、って勢いでした。「一般人のジンセーなんて楽しくてなんぼ」と真剣に思っている自分ですから。(従来通り、観客で行った日もありました。)

 

これは今場所ならでは。

石川県や富山県の力士が土俵に上がると大きな拍手と声援が送られ、現地ではそれが一つの渦のように感じられ、泣けてきました。

 

前半は伊勢ノ海部屋の味噌ちゃんこ(豚肉)※下の写真は肉ナシ

 

後半は高砂部屋の塩ちゃんこ(鶏団子)

 

都合がつく日は場所入りする力士を見たり(時疾風関~!)

 

あるいは帰っていく力士を見かけたり(今場所から改名の白熊関~!)

 

土俵の上の勝負だけでなく、和文化の塊を堪能

 

下は休場力士が多くて幟に隙間ができてしまったところですが、相撲幟ひとつでも知れば知るほど意味深いです。

贈られる力士の四股名は、黒星(負け)につながらないよう文字を黒にしない。

贈り主(スポンサー)の名は、赤字につながらないよう文字を赤にしない。

「のし」を書く部分は、勝負に茶々を入れたり水を差したりしないようにと、茶色と水色は使わない。

また、見上げてちょうどよいバランスになるように上の方の文字が大きく、力士の出世を願ってやや右肩上がりに書かれ、桟敷席をたくさんのお客が埋めることを祈願して余白少なく文字が配置されているのだそう。

櫓から飛び出している二つのピロピロは、土俵の神様に「ここに来てください」と出した目印、出しっ幣。意味的には年末に門松を設置するのと同じですね。

 

好きなことは楽しい。至福の15日でした。