毎日探検、雲の上はいつも晴れ

日常の断片を気ままに綴りますので俺について来い! 来なくても、いいよ。好きなものごと・・・銭湯、温泉、びんぼう旅、年月を経たモノたち、建物や町並観察、鉄道、手書き文字、植物全般、エイ、ウミウシ、まりも、昭和な暮らし、3日でこわれるDIY、気が向けば弾き語り、アイラブハリネズミ。

大橋眼科医院さんの建物

そもそもは、これを見ることが目的で千住方面に出向いたのでした。

時期は知りませんが、取り壊しが迫っているようなので、今のうちにと。

北千住駅前から続く「きたろーど1010」沿いにあります。

ここの前だけアーケードが途切れているのがお分かりでしょうか。

 

横断禁止が邪魔だけど、正面から。

パーツをご覧ください。

 

この建物は1982年築という新しさですが、元々ここには1917年(大正6年)築の洋館があったそうです。引き継がれた方(お医者さんのことかな?)には古い洋館に対する思いがおありだったため、「建て直す時に使う」というつもりで、取り壊される洋館の部品を集めていたのだとか。1935年(昭和30年)頃から収集を始め、その数100ヵ所から1000点。その一部が散りばめられた建物がこれなのですね。

入口のバルコニーは東大赤門前のたばこ屋のもの、四本の街灯は昭和通りにあったもの(を短くしたもの)、という具合。

以上、複数の拾い読みからの抽出で未検証。無責任ですみませんが、ただ写真を貼るだけよりはよかろうと、書いてみました。

 

これらのパーツが、またどこかで生きる(活きる)といいなと思います。