そもそもは、これを見ることが目的で千住方面に出向いたのでした。
時期は知りませんが、取り壊しが迫っているようなので、今のうちにと。
北千住駅前から続く「きたろーど1010」沿いにあります。
ここの前だけアーケードが途切れているのがお分かりでしょうか。
横断禁止が邪魔だけど、正面から。
パーツをご覧ください。
この建物は1982年築という新しさですが、元々ここには1917年(大正6年)築の洋館があったそうです。引き継がれた方(お医者さんのことかな?)には古い洋館に対する思いがおありだったため、「建て直す時に使う」というつもりで、取り壊される洋館の部品を集めていたのだとか。1935年(昭和30年)頃から収集を始め、その数100ヵ所から1000点。その一部が散りばめられた建物がこれなのですね。
入口のバルコニーは東大赤門前のたばこ屋のもの、四本の街灯は昭和通りにあったもの(を短くしたもの)、という具合。
以上、複数の拾い読みからの抽出で未検証。無責任ですみませんが、ただ写真を貼るだけよりはよかろうと、書いてみました。
これらのパーツが、またどこかで生きる(活きる)といいなと思います。