毎日探検、雲の上はいつも晴れ

日常の断片を気ままに綴りますので俺について来い! 来なくても、いいよ。好きなものごと・・・銭湯、温泉、びんぼう旅、年月を経たモノたち、建物や町並観察、鉄道、手書き文字、植物全般、エイ、ウミウシ、まりも、昭和な暮らし、3日でこわれるDIY、気が向けば弾き語り、アイラブハリネズミ。

伊東の銭湯

伊東には温泉銭湯がたくさんあります。

選択肢があると、「無くなってしまうかも」とか「改装されるかも」と思える弱小なところに行きたくなるのが常。

 

前回は、水産関係の人が仕事を終えてワーッと入ったのかな、というイメージの「あらいの湯」に行ったので、今回は「湯川第二浴場」へ。

第三まであります。

 

七福神は、あとから各銭湯に当てがって石像を配置したもよう。

弁天様の後ろの壁の裏側が幅広の番台で、まっぱで歩いているご老人が見えました。(脱衣所は広く、奥まで入れば入口からは見えません。)

250円で温泉とはありがたい。洗髪料(自己申告制)30円と合わせて280円の支払い。

7/1から350円になると書いてありました。100円のことですが値上げ率で考えると大幅です。天然温泉とはいえ、あらゆる物価が高騰する中での維持管理は大変なのでしょう。

 

ロッカーはベニヤ板の扉。

三方の壁に、お湯の蛇口だけが点々とありました。シャワーに慣れているので頭をすすぐのが大変です。(それも楽しんでの280円。)

浴槽はタイルばりで、浴室の中央に掘ってありました。東京だと浴槽は壁に沿って造ってあるのが一般的なので、これだけでも旅情を感じます。

玄関を同時に出た方が目と鼻の先の家に帰っていき、「共同浴場」という言葉が現実味を帯びて迫ってきました。